はいさーい!(こんにちは!)
首里城といえば、沖縄を代表するお城ですが、首里城なぜ燃えたのでしょうか?
それから、首里城は火災の影響で、現在再建中ですが、そもそも首里城火災いつ発生したのでしょうか?
また、首里城の火災は何回目だったのか、ここでは少し歴史をさかのぼってみたいと思います。
沖縄の象徴でもある首里城火災は、沖縄県民である私にとって、大きな衝撃でした。
その日は、新聞でも、ニュースでも、首里城火災を1日中取り上げていましたよ。
でも安心してください。
首里城公園では、入場者が安全・安心して過ごせるように、定期的な消防訓練や防災訓練、施設の安全点検などを実施しています。(災害発生時の避難経路も確保されています。)
だって、首里城に限らず、どんな場所でも安全・安心が一番重要ですよね。
なんといっても、同じことが二度と起きてほしくないですからね。
首里城は「見せる復興」をテーマに、首里城正殿を再建中です。
首里城の現在の様子についてはこちらから。
この記事を読むことで、首里城なぜ燃えたのか?その全容をつかむことができ、さらに首里城で起きた過去の火災ついても理解が深まります。
そして、沖縄で首里観光を計画している読者にも読んでほしい内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、観光に便利なおすすめホテルもご紹介しますので併せて参考にしてもらえると嬉しいです。
Google Mapでは、那覇空港から首里城へ、車移動を想定した経路と所要時間を示しています。
首里城なぜ燃えた?
まずはこちらをご覧ください。
那覇市消防局撮影の首里城正殿の火災映像です。
炎に飲み込まれて骨組みだけが残るも、やがて崩れ落ちる首里城の正殿が映し出されています。
首里城なぜ燃えた? – その大元の原因は5年たった今も「不明」で結論づけられています。
調査時当初は、電気系統のトラブルが有力視されていました。
しかし、「首里城火災に関する再発防止等報告書(令和3年3月30日)」によると、警察や消防局、管理・運営を担う沖縄美ら島財団それぞれからヒアリングした結果、首里城なぜ燃えたのか、大元になる出火原因の特定にまでは至りませんでした。
以下、報告書より一部抜粋です。
監視カメラ映像には外部からの不審者等の侵⼊は確認されておらず、その他、⽕災につながる外部からの介在が確認されていないことから、今のところ、放⽕等の犯罪に該当する事実は⾒当たらないと判断している – 警察からのヒアリング結果 –
発掘した物件や出⽕建物全体の焼損が激しく、発⽕源であると判断できる物的証拠及び着⽕物や延焼媒体となる物については特定できないとしている – 消防の報告 –
次に、火災発生場所である正殿(1階北東側の部屋)内に火災が拡大した大きな要因については、建物の特性(火が燃え広がりやすい構造体、木材などの可燃物量が多い)を挙げています。
また、復元建物である正殿には建築基準法の適用が除外されていたため、法律の観点から防火性能の担保がなかったことも、火災拡大を早めた要因としています。
そして、正殿周辺の建築物にも延焼が拡大した要因には、構造的な特性や建物間の距離による影響が大きいといわれています。
加えて、消防活動に困難な立地・敷地特性(地形・城郭・門など)も延焼拡大に影響したと報告しています。
私自身、記事にする前は、首里城なぜ燃えたのか、その大元の原因にだけ意識がいっていました。
とはいっても、この記事で原因を掘り下げたいわけではありません。
首里城なぜ燃えたのか?を、再発防止の観点から、向き合うべき課題を解決してほしいと切に願うばかりです。
そして、多くの入場者が安全・安心に過ごせる首里城として1日でも早い復興してほしいですね。
首里城火災いつ?
首里城火災いつ発生したのでしょうか?
結論からいうと、「2019年(令和元年)10月31日未明」に発生しました。
結果的に、一部焼失を含む9施設が焼失。
火災は、約11時間におよぶ消火活動により鎮火されました。
私自身、首里城火災いつまでも記憶に残っていますよ。
ニュースでは朝から燃える首里城が映し出したり、新聞では一面記事で焼失の様子を掲載していましたからね。
しかし、首里城火災いつまでも焼失したままの状態では、未来へ残すことはできません。
首里城火災から約1カ月後の2019年12月、首里城復元のための関係閣僚会議で、「観光振興や復元過程の公開等に取り組む」との基本方針が決定しました。
この基本方針には、前回復元時の基本的な考え方を踏襲して首里城を復元することや、防火対策の強化などが盛り込まれています。
そして、2022年11月3日に起工式が行われた正殿再建工事は、「見せる復興」をスローガンにかかげ、2026年秋の完成を目指しています。
首里城正殿の再建スケジュールや現在の様子はこちらから。
なお、「前回復元時」とあるように、首里城焼失は今回がはじめてではありません。
詳細は、このあとの「首里城の火災は何回目?」で解説しますね。
今回の焼失を最後に、首里城火災いつまでもずっと発生してほしくないですね。
なにより、再建後は「安全・安心に過ごせる首里城」をスローガンに、国内外から足を運んでもらえる首里城になってほしいと思います。
首里城の火災は何回目?
正直、記事を書くまで、2回目かなって思ってたんです。
この記事で掲載中の2019年の焼失と、それから1945年の沖縄戦の影響で、合計2回だと。
ところが調べてみると、なんと首里城は5回焼失していることがわかりました。
ですので、「首里城の火災は何回目?」と質問されたら、答えは「首里城の火災は5回目」です。
そして、記事を執筆するタイミングで、これまで発生した首里城火災について調べてみました。
首里城の火災は何回目なのか?時代別にみてみると琉球王国時代に「3回」、沖縄県になって「2回」ということになりますね。
回数 | 西暦 | 時代 | 概要(原因など) |
1 | 1453年 | 室町 | ・王位継承をめぐるお家騒動「志魯・布里の乱 (しろ・ふりのらん)」が原因。 ・乱後3年には首里城再建。 |
2 | 1660年 | 江戸 | ・失火により首里城全焼。 ・再建に11年。 |
3 | 1709年 | 江戸 | ・失火により首里城全焼。 ・1715年までに再建。 |
4 | 1945年 | 昭和 | ・沖縄戦でアメリカ軍の砲火を浴びる。 ・1958年から再建開始。1992年に正殿復元。 |
5 | 2019年 | 令和 | ・原因不明。 ・再建中(2026年に正殿復元予定) |
歴史を振り返ると、首里城の火災は何回目か?もう懲り懲りですよね。
安全・安心に過ごせる首里城として、過去の歴史を払拭してほしいです。
「首里城」周辺のおすすめホテル
首里城の周辺には、城下町の雰囲気を散策したり食べ歩きもできますよ。
首里城見学とあわせて、散策や食べ歩きを1日かけて計画してみるのもいいと思いますので、参考までに近くにあるホテルを紹介しますね。
ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城
この「ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城」は、世界遺産の首里城に最も近い場所に位置するアーバンリゾートホテルです。
このホテルの総合評価は「3.73」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
スーパーホテル那覇・新都心
この「スーパーホテル那覇・新都心」は、最寄り駅「おもろまち駅」から歩いて約5分の場所に位置するホテルです。
このホテルの総合評価は「4.36」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「スーパーホテル那覇・新都心」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
ノボテル沖縄那覇
この「ノボテル沖縄那覇」は、2018年に「ノボテル沖縄那覇」としてグランドオープンしました。
フランス語で「新しいホテル」を意味する「ノボテル」は、フランス発祥のアコーホテルズの上級ブランドのホテルチェーン。
日本国内では、ここ「ノボテル沖縄那覇」だけです。(2024年8月現在)
このホテルの総合評価は「4.48」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「ノボテル沖縄那覇」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
この記事のまとめ
首里城なぜ燃えたか、その大元の原因は「不明」でした。
火災発生場所である首里城正殿の火災拡大については、木材などの可燃物量が多いことや、建築基準法適用外だったことが要因として挙げられています。
そして、正殿周辺の建築物にも延焼が拡大した要因には、構造的な特性や建物間の距離に加えて、消防活動に困難な立地・敷地特性(地形・城郭・門など)も延焼拡大に影響したと報告されていましたね。
また、直近の首里城火災いつ発生したかについては、「2019年10月31日 未明」であることを確認できたと思います。
それから、首里城の火災は何回目になるのか?については「5回目」でしたね。
火災の話しばかりでしたが、再建中の首里城正殿は2026年完成予定です。
いつでも「見学エリア」から復興の様子を見ることができますし、安全・安心で過ごせるように定期的に訓練もしていますので、いつでも遊びにきてください。
それから、首里は観光エリア「那覇」にあります。
首里散策以外にも、那覇を中心に観光を計画中の読者や、レンタカーではなく、モノレールによる移動を検討中の読者は、首里城から比較的近い「「ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城」」と「「ノボテル沖縄那覇」」を、または、大型の商業施設や免税店が隣接する「おもろまち駅(注)」から、徒歩約4分の「「スーパーホテル那覇・新都心」」を、旅の拠点にしてみるのもいいでしょう。
(注)
首里城に近い駅は「首里駅」です。「首里駅」から「おもろまち駅」までの移動時間は8分です。
にふぇーでーびたん!!(ありがとうございました!!)
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